平成31年度(令和元年度)に冷凍機試験を受験したわけですが、けっこう直前まで申し込みが出来なくて焦った記憶があります。
この記事では
「申し込みはいつから受け付けているの?前準備は?いまから勉強しても間に合いますか?」と心配されている方へ、
申し込み方法、試験日程、資格の試験難易度、第三種冷凍機械責任者講習の詳細について解説します。
第3種冷凍機械責任者の試験日程
申し込み方法
電子申請と書面申請があります。
電子申請の受付期間は、
令和元年8月19日(月)午前10時から
令和元年9月4日(水)午後5時まで
となっています。
受付期間に入りましたら、高圧ガス保安協会のサイトより
「国家試験の申込(電子申請)はこちら」をクリックすることで申し込みが出来ます。電子申請のページは受付期間以外ではつながらないです。
メールを使ってのやり取りになりますので、フリーメールのアドレスを用意しておきましょう。
書面申請の受付期間は、
令和元年7月8日(月)から
令和元年9月2日(月)午後5時まで
となっています。
受験案内と願書の入手方法は、最寄りの試験事務所に取りに行くか、郵送してもらうことになります。期間は電子申請よりも長いです。
管理人は電子申請一択でした。書面申請のことは頭から抜けていたので、8月になっても電子申請のページが開ないことに焦った記憶があります(笑)
各都道府県別の問い合わせ先はこちらです
試験日時
11月10日(日)です。
高圧ガス関連の資格試験は、この日に行われます。
毎年11月の第2日曜日というのは、例年変わらないようです。
来年も同じくらいに予定されると思われます。
受験資格
年齢、学歴、経験に関係なく、誰でも受験できます
詳しくは、高圧ガス保安協会のサイトをご確認くださいませ。
第3種冷凍機械責任者の試験難易度は?
試験の内容
「法令」20問と、「保安管理技術」15問の2科目です。
二種の場合は、「学識」が加わります。
すべての設問が、「正しいものを選べ」という形式で出題されます。
他の試験であるような「誤りを選べ」は冷凍機試験では今のところ出題されたことがありません。
ただし、問題の言い回しに高圧ガス保安協会特有の(?)いやらしさがありますので、過去問で慣れておく必要があります。
合格点は60点!
2科目とも60点以上を取らないと合格にはなりません。
「法令」は比較的覚えやすいのではないでしょうか。そんなに苦労はないと思われます。ひたすら暗記ですね。
「保安管理技術」は、保守管理の知識に加え、冷凍サイクルという文系泣かせの理論問題が出題されます。
三種の試験に合格できない人は、「保安管理技術」が壁になっている場合が多いです。
「法令」は20問ですので、12問以上を、
「保安管理技術」は15問ですので、9問以上を目安に頑張りましょう!
受験案内には、
「冷凍のための高圧ガスの製造に必要な初歩的な保安管理の技術」
とありましたが、私は初歩でも難しかったです。
受験に掛かる費用は?
電子申請の場合は7,900円(非課税)です。
書面申請の場合は同額またはやや高いと思われます。
郵送にせよ取りに行くにせよ、手間がかかることを考えればインターネットでの電子申請が楽で良いのでお勧めです。
第3種冷凍機械責任者講習について
受講すれば資格がとれる?
防災センター要員講習などは、受講すればほぼ確実に資格がもらえますが
冷凍機の講習は違うようです。
講習の受講後に、本番試験と同じレベルでの効果測定があり、合格しないと
科目免除にならないようです。
大事なことですのでもう一度、「科目免除」です。
本番試験は受ける必要があります。
「保安管理技術」が免除になりますので、残りは「法令」のみ。合格率は跳ね上がります。
30%台が90%超えになりますのでほぼ合格したといえるでしょう。
でも科目免除を取るために3日間の講習と別日の効果測定1日。計4日間を講習会に充てることは社会人にはなかなか難しく…
三種くらいは独学で頑張りたいというのが管理人の個人的な意見です。
講習費用は?
インターネット申し込み:16200円
書面申し込み:15700円
高ぇ!!
ビル管や電験もそうですが、試験がらみの講習って高額ですよね;
私の小遣いでは厳しいです!!
まとめ
というわけで日程などの詳細でした。見ていただいた通り、申し込み期間は2週間程度と短い印象でした。1年に1回の試験ですので、申し込みが間に合わなかったらどうしよう、などと心配していた記憶があります。(はい、小心者です。)
申し込み方法はインターネットでの申し込みが断然おすすめです。クレジット払いが出来たらもっと楽なんですが、無理でした。領収書の関係なんですかねぇ?
講習会は金額が高いです。三種の難易度は過去問をしっかりこなせば取れるレベルです。初めての人なら講習に参加するよりも、まず過去問を解いてみて出題傾向を頭に叩き込んだほうが合格に近づく印象があります。
資格を取る事よりも、冷凍機の知識をしっかりと身に付けたい方、もしくは独学ではさっぱりわからないという方は受講してみてはいかがでしょうか?
以上、今回の記事でした。
ここまでご覧いただき、
ありがとうございました^^/
私が試行錯誤して合格するまでを
まとめた記事はこちらです。